2013年12月5日木曜日

エアカーテン

当院の玄関にエアカーテンを設置しました。

お越しになったことのある方はご存知かと思いますが、当院は道路側と建物内の2つの自動ドアがあります。
以前は、この間のスペースを「風除スペース」としておりました。
ですが、車椅子利用の方が増えたりバリアフリーが促進されたりした結果、スロープを設け、この風除スペースで履き換えていたスリッパそのものもナシにして直接館内に入れるスタイルにしました。
結果、評判は上々だったのですが、一つ問題が発生したのです。

スリッパに履き替えるという一手間がなくなってしまったため、外側のドアが閉まらないうちに内側のドアが開いてしまうようになり、外気が入りやすくなってしまったんです。
この時期は寒気が、夏には熱気が入りこむためエアコンフル稼働状態。
節電が叫ばれている昨今でもなかなか難しい状態でした。
そこでエアカーテンです。
北国では電車の車両にも設置されているみたい。
もちろん、それ以外にもいろんなところで活用されているようです。

時期的に今は暖房の暖気を極力外へ逃がさないことを目的とします。
夏は逆ですね。
それ以外にも花粉やPM2.5などの微粒子有害物質の侵入も阻止してくれるそうです。
もっとも何につけ100%なんてことはないでしょうが、それぞれの目的において一助になることは間違いありません。
さてさて、どれほどの効果が得られるでしょう。

2013年11月29日金曜日

偽装騒ぎ

デパートのレストランやホテルを中心とした食材偽装騒動がまだ記憶に新しく、方々で話題になります。
阪急阪神HDに端を発したこの騒動も、後からワラワラと出現してくるのは自発的に公表することで世間の非難を逃れようとする行為に見えてしまいます。
何よりも多くは現場の責任にしてしまうという体質の多さが目につき、政治家のみならずこの国の病巣を突き付けられているような気がして仕方ありません。

偽装と言う観点では、この1~2年で人員数を偽装し過剰な診療報酬や介護報酬を得ていた近隣の医療法人や社会福祉法人が告発されました。
同業として同情を禁じ得ない部分はありますが、かと言って許せる問題ではありません。
しっかりとルールを守って運営している法人はたくさんあります。
少子化かつ3Kの代表職とされる看護職は年々成り手が減少しており、大病院優先の就職戦線であるため中小医療機関にはなかなか応募もないのが現状です。
だからと言ってルールを逸脱してよい理由にはならないでしょう。
医療機関としての組織をきちんと魅力あるものにする取り組みが必要不可欠であり、そのための努力をしていくことを肝に銘じなければ。

医療法人でタイムリーな話題は、国内最大級の医療法人と東京都知事の関係ですね。
少なくともどちらかが嘘をついていることになるんでしょうけども、何にせよ5,000万円をポンと出せるあたりが我々のようなちっぽけな法人とは違うということ。
選挙目的だろうが個人目的だろうが、金融機関でなく医療法人から金を借りるという行為が世間では「?」ということが分からない知事のようです。

そういえば福島の件で「コントロールされている」と世界の前で言いきった首相がいましたね。
あれは偽装ではないのかな。
今回の都知事の件といい、大丈夫か?東京オリンピック。

2013年11月1日金曜日

10月の出来事

この1カ月でだいぶ寒くなりました。
10月のアタマは真夏日が記録されたりしましたが覚えておられますか?
朝晩と日中の気温差も大きいので体調など崩さないよう気をつけたいものです。

1.公衆電話撤去
正面玄関の脇に設置してあった公衆電話が撤去されました。
昔の話なので想像でしかないのですが、そもそも公衆電話の設置を依頼してきたのはNTT。
そして経費節減だからと一方的に撤去していったのもNTT(今では細分化された別会社ですけど)。
何なんでしょう。
これも時代の流れなんですかね。

2.インフルエンザ予防接種開始
新型インフルエンザ騒動が遥か以前のような気がします。
たった数年しか経っていないのに。
流行の兆しがなければこんなに静かなんですよね。
ですが、インフルエンザに罹患するともう大変。
自分も苦しいですが、家族にも迷惑をかけ職場や学校にも迷惑をかけることになります。
基本は手洗い・うがいですが、文字通り予防の観点から接種をお奨めします。

3.台風26号
大きな台風が中旬に通過していきました。
この台風の特徴は通過した後も暴風警報が解除されず、雨は上がっていても強い風がなかなか止むことはありませんでした。

4.緊急消防査察
福岡県で発生した病院火災を受けて、豊橋市消防本部が市内の医療機関を対象に消防査察を行いました。
当院に消防が入るのは何年ぶりかのことでしたが、毎年消防設備点検はしっかり行っていますし、防災教育も比較的しっかりしているつもりです。
逆に査察を利用させてもらい、指摘された事項をさらにスタッフに周知して徹底を図りました。

5.懇親旅行
滝川病院からタキカワ整形外科クリニックになって丸4年が経過しております。
クリニックとしては初めて職員旅行に行きました。
病院時代には毎年行われていた行事。
バブル崩壊後さらに診療報酬改定の都度、単価が引き下げられるようになってからは不定期開催となっており、スタッフからのニーズも特になく・・・
と思いきや意外なことに「行きたい!」という声が。
モチベーションの向上や気分転換などの理由から実行することになり、プレゼン大会を行って時期や行先を決定しました。
今年の行先は東京スカイツリー。
休診日を利用した日帰りツアーです。
なかなかハードでした。

2013年10月15日火曜日

不正請求と火災のニュース

今月に入り、医療機関関連で全国規模のニュースが続発しました。

先ず、9日のニュースから。
愛知県内の某医療法人病院による不正請求。
厚生局の調査では約5億円の不正請求とのこと。
看護職員の不足を知りながら充足しているかのようにみせての請求。
これはルール違反です。
夜勤を行う看護職員は月当たりの従事時間が決められています。
それを超えた場合、入院に係る保険請求は一切認められないというルール。
一関係者の立場からすれば、少子化で且つ3K職種といわれる看護職員を集めるのは並大抵の努力では・・・
まして、市民病院などの公立病院が大量にさらっていってしまう環境下にあって、地方の民間病院の立場は苦しい限りなのです。
その点、同情の余地がないとは言えませんが、しかしルールとして定められている以上は遵守せねばなりません。
解せないのは「事務長が認識していなかった」とする理事長の記者会見。
どこかの政治家のような尻尾切り発言にはガッカリです。
当然のことながら「貴方はどうなの?」と思わざるを得ませんね。

その後の自主調査で総額17億円にのぼり、病院を売却して補填するということになったようです。
選挙の時は公約の目玉になる「医療」ですが、そうでない時は財政上の悪玉にされ、税率アップなどの理由にされてしまいます。
もっとも国内で1、2を争う巨大医療法人が選挙の時に悪いことをしてニュースになったのも最近の話なんですけどね。


そして、11日は福岡県での病院火災。
当院をご利用の方はお気づきかと思いますが、原因となった機器と同じ「ホットパック」。
これは当院のリハビリ室にもあります。
どうもトラッキングといって、コンセント周りに溜まった埃に引火したようですが、それだけであれほどの火災になるとは考えにくいです。
私たちは年に数回防災訓練(教育)を行っておりますが、必ず言うのは火災の三要素。
すなわち、酸素があって火種(熱源)があっても可燃物がなければ火事は起きない!ということ。
日頃の整理整頓は言うに及ばず、近年多発しているコンセント火災についてもしっかりとレクチャしております。
きっと可燃物が対象物の近くにあったり、壁紙が貼ってあったりしたのではないかと勝手に想像しています。
私どものクリニックは防火素材で床や柱などを構成しており、年に2回の消防設備点検で熱感知器や煙感知器、それに連動する防火扉の動作確認もしっかり行った上で所轄の消防署に報告書を提出しています。

臨時特別査察として市内の医療機関すべてに消防署が立ち入り検査をすることに。
日頃からキチンとしているという自負がありますので、慌てることは何もありません。

2013年10月1日火曜日

急募

暦の上ではオクトーバー・・・
10月になりました。
世間では「あまちゃんロス」なんてことも言われていますが、どうなんでしょう?
少しずつ気温も下がってきていますが、まだ日中は汗ばむこともあります。
朝晩の温度差も大きいので、風邪などひかぬようお気を付け下さい。
今月の中旬からはインフルエンザの予防接種も開始します。
もうそんな時期なんです。

ところで、当院では受付事務員のパート(アルバイト)を募集中です。
条件としましては、
・土曜日の午後従事できる方
・17:00~19:00を含む午後の時間帯に週1~2回従事できる方
仕事の内容はさして難しくはありません。
嫌がられる時間帯ではありますが、応募をお待ちしております。

2013年8月24日土曜日

四十肩(五十肩) その2

あいかわらず痛みに悩まされる日が続いています。

7月は週に3日程度リハビリを行っていました。
・肩甲骨の位置がずれている。
・肩甲骨を引っ張る筋力が弱っている。
というような一因もあるようです。
では、なぜそうなってしまうのか。

2013年8月10日土曜日

四十肩(五十肩)

私事で恐縮です。
左腕が上がらなくなりました。
肩が痛いのです。
何かの参考になるかもしれませんので、経緯と経過を記してみます。

5月中旬頃、左肩に違和感。
日常生活に支障なく、気付いた時にストレッチをしたり腕を回したり。
6月下旬、痛い!
この感じは「四十肩(五十肩)っぽいな」と判断。
過去、右肩で同じ経験があったことから何となくわかるんです。
7月初旬、そろそろ痛みもピークと思い、受診。
レントゲンに異常なし。つまり、骨には異常がないということ。
MRIも問題なし。腱板損傷でないことが明らかに。
で、「肩関節周囲炎」と診断されました。
いわゆる四十肩(五十肩)です。

ところが処方してもらった痛み止めがまったく効かず、ピークと思っていた痛みは更に激しくなり、睡眠時間が削られる始末。
睡眠不足と痛みによるストレスは多方面に影響を及ぼします。
なにせ、ハンドル回すのにズキッとするし、後ろ手で物をつかめない。
電球の交換ができない。
ゴルフスイングも満足にできず、終いにはパソコンのキーボード打つのも嫌になります。
というわけで、しばらくブログの更新もしていませんでした。

つづく。

2013年7月22日月曜日

腰痛 その2

「その1」から少しの間が空いてしまいました。
憶えておられますか?
いつでも過去の記事は見れますので、折に触れてご覧いただければ幸いです。

さて、腰痛が起こる原因は様々ですが、原因が特定できないケースもかなり多くあります(某国営放送の番組では85%が原因が特定できないとしていました)。
あきらかに原因が特定できるもので、身近なものをご紹介します。

ぎっくり腰
 重い物を持ち上げたり、腰をひねった時など、日常の動作がきっかけで起こります。
 特に中高年は、加齢により腰や背中の筋肉などが弱くなっているので気をつけましょう。
 急性腰痛にはまれに重大な病気が隠れていることもありますので、痛みに違和感を感じた時などは医療機関を受診するようにして下さい。

腰椎椎間板ヘルニア
 椎骨と椎骨の間には、クッションの役目を果たしている椎間板という軟骨組織があります。
 重い者を持ち上げた時など椎間板の中にある髄核が椎間板の外に飛び出し、神経が圧迫され、しびれや痛みが起こります。

腰部脊柱管狭窄症
 背骨の中には神経が通っている管(脊柱管)がありますが、加齢に伴い内部が狭くなることで神経や血管が圧迫され、痛みやしびれが起こる病気です。

変形性脊椎症
 加齢により椎間板がすり減って椎間板関節に負荷がかかり、骨のふちにトゲのようなものができてしまい、そのトゲが神経を圧迫することで多様な症状が起こります。

腰痛の予防としては古くから言われているように、正しい姿勢を意識し、背筋を伸ばすこと。
つまり背中が丸まったり、前かがみの姿勢は腰に負担をかけるのです。
重い物を持つ時にはなるべく体の近くに引き寄せ、膝を上手に使って持つようにしましょう。
腕や上半身だけで持ち上げようとすると腰に大きな負担がかかります。
また、足に合わない靴も足腰に負担がかかりますので、自分の足にあった靴選びも大切です。

2013年6月28日金曜日

介護保険研修

6月25日に研修を行いました。
先週に引き続きの研修ですが、勉強好きな?スタッフが多くいて頼もしい限りです。
今回のテーマは「介護保険」。
今さら・・・ではありません。
日々変化する実情を情報として収集することも大切なのです。
(地域包括支援センターと特別養護老人ホームの責任者の方にレクチャしていただきました。)

実際、医療の現場においても介護サービスや手続きに関する問い合わせは増えておりますので、我々が「何も知らない」では済まなくなっているんですね。
介護保険のサービスを提供している医療機関も増えてきています。

とかく世知辛い世の中で、不平等がまかり通っていますが、誰もが年をとり老いていくことは平等です。
健康で元気に過ごせるに越したことはありませんが、介護サービスを必要とする場面に遭遇した時(自分はもとより親や知人など)、複雑な制度の全てを理解するのは困難です。
我々も継続して勉強していくつもりですので、お気軽にご相談下さい。

当クリニックの介護保険サービスは、「訪問リハビリ」を提供しております。
是非、ご利用下さい。

2013年6月21日金曜日

6/18 院内研修

先ごろ、スタッフ研修を行いました。
1つは、 医薬品安全管理研修 です。
某鎮痛剤について、メーカーのヤンセンファーマさんにレクチャしていただきました。
医薬品も日進月歩で、どんどん新しい薬が登場します。
痛みどめではロキソニンあたりが主流なのでしょうか?
今回は、トラムセット配合錠という薬についての研修を行ったのですが、これが主流になっていくかも。

ただ、医薬品メーカーも外資系に押されているようで、今では外国の薬に国内製薬会社の社名だけ乗っけて販売することも珍しくないそうです。
経済上は宜しくない、ということを某参議院議員も言っていました。
要するに、国内に金が残らない、そういうことなんですね。


もう1つは 院内感染対策研修 です。
今回は「B型肝炎の基礎知識と針刺し事故対策」をテーマとしてスズケンさんにレクチャしていただきました。
いずれも院長をはじめ、全スタッフが参加。
単に知識としてではなく、日常業務に生かしてまいります。

2013年6月14日金曜日

腰痛 その1

「腰が痛い」という声をよく聞きます。
その割に医療機関で受診される方はそれほど多くないようです。
市販されている湿布を貼ったり、安静にされている方も多いのでは。

2010年に行われた厚生労働省国民生活基礎調査によりますと、男性が訴える症状で腰痛が1番多く、女性でも肩こりに次いで2番目に多い結果が出ております。
ある意味、現代病とでもいいましょうか。
便利な世の中になってきたことが歩く時間を削るようになり、デスクワーク等でよくない姿勢のまま長時間座る作業が多くなってきたこと等と大いに関係があると思われます。
腰の痛みがひどい場合や長引く場合など、我慢せず早めに医療機関を受診することをお奨めします。

次回以降、しばらくシリーズで腰痛について展開してみます。

2013年6月7日金曜日

『ロコモ体操教室』開催

6月1日(土)、ロコモティブシンドローム予防のための体操教室を開催しました。
「メタボリックシンドロームの間違いじゃないの?」
そう思われた方もいるかもしれません。

【メタボリックシンドローム】
「内臓脂肪症候群」
高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高血糖のうち2つ以上に該当するケースを指し、動脈硬化のリスクが高く、心臓病や脳疾患といった病気を招く危険性が高い。
【ロコモティブシンドローム】
「運動器症候群」
筋肉、関節、骨などの障害によって日常生活で人や道具の助けが必要な状態、またはその一歩手前の状態を指す。

どちらも今では国民病といわれるくらい該当する人が増えています。
詳しくはそれぞれ多数のウェブサイトがありますので、そちらをご覧ください。

さて、そのロコモ予防のための体操教室を開催したのですが、今では似たようなイベントがあちこちで行われています。
多数参加型を好まれる方も多いでしょうが、私どもはしっかりと理解してもらうためにあえて少数で行いました(と言っても、まだ余裕はありますが)。
まずは座学というか、概要を理解してもらいます。

そして、少しずつ実践を交えつつ、
実際に取り組んでもらいました。
ご覧のとおり、参加していただけたのは5名。
スタッフとの距離も近く、濃い内容だったと思います。

長生きはもちろん素晴らしいことですが、「元気に」「健康で」が抜けては少々残念。
皆さんが健康で元気な生活を送ることが出来るよう、お手伝いできれば幸いです。
次の体操教室も企画がまとまり次第お知らせいたします。
奮ってご参加ください。

2013年5月31日金曜日

社福)一誠福祉会 25周年記念

5月25日()の出来事です。

私どもも日頃からお世話になっている社会福祉法人「一誠福祉会」が設立から25周年を迎え、記念行事が行われました(パチパチ)。
会場はホテルアークリッシュ豊橋5F「THE GRACE」。
会場スペースの割に、受付に要するスペースが広くとれないため、来場者は次々に会場内へ誘導されていきます。
実に200名を超える来場者がありました。
ステージ上には法人の役員のほか、来賓の姿も。
愛知県知事、衆議院議員、豊橋市長、新城市長、県会議員の方々より祝辞を頂戴していました。
およそ1時間の式典の後、祝宴への移るのですが、なにせこの規模の部屋が一つしかないため、セットチェンジ。
その間(約40分)、3階の「THE GARDEN」へ移動して小休止。
準備が出来たら同じ部屋へ誘導されます。
祝宴用に模様替えされた部屋で大賑わい。
いったいどこの誰がどれだけいるのやら。
終始圧倒されっぱなしでした。
こんな人もご来場(下写真)。
元大蔵大臣ですね。

益々のご発展を祈念しております。

2013年5月24日金曜日

干渉低周波治療器

久しぶりにリハビリテーション室内機器の更新を行いました。
干渉低周波治療器】と言われるもので、メーカーによる解説は次の通りです。

「干渉低周波治療法とは、不快感なく電気エネルギーを身体に与え、治療部位に十分な刺激を加えます。浅井部分から深い部分までくまなく揉みほぐし、心地よく伝わる刺激により高い治療効果が期待できます。」

低周波治療器そのものは、いろいろなメーカーから販売されております。
今回の更新に際し、情報収集を行い「操作性」「価格」「アフターサービスの充実」など複数の観点からミナト医科学㈱「スーパーカイネ」(下写真)を導入しました。

従来の低周波治療器よりも操作性に優れ、一見して何の説明もなく使用できそうなのですが、やはり治療機器ですので操作ミスがあってはなりません。
実際の使用開始前にはメーカーによるレクチャも行っていただきました。
院長(写真中央)をはじめ、リハビリスタッフと看護スタッフが真剣に説明を聞きました。
実際に治療された患者さんからの評判も上々。
多くの方にご利用いただき、治療の効果が得られますよう。

2013年5月17日金曜日

苗植え2013春

GWボケで久しぶりの更新です。
肌寒い日が続いていましたが、このところ急に気温が上がってきています。
ただ、寒暖の差が大きいので、風邪などひかぬようご注意ください。

当クリニックは国道1号線に面しており、豊橋鉄道東田本線(通称;市電)と重なる区間は歩道に花壇が設けられています。
花壇の植え替えが行われました。

植え替え作業は沿線の住民、事業所で行われます。
事業所は仕事が始まってしまうので社員が総出で行うことも珍しくありません。
向かいの豊橋信用金庫なんかはそうでした。

ところが、私たちの場合は診療が始まってしまうとスタッフに余裕がなく、だいたい1~2名でセコセコと植えます。
また、今回は苗が届くのが遅くて電話呼び出しがあったり、ちょっとしたトラブルがあったりバタバタした状態でした。
(届いたばかりの苗。道路沿いの花壇は耕しておきます)
(植え込み終了。個々の部分は国交省が柱を建てて花壇の縁をなくしたため土が流出)

八町小学校の生徒が手伝いに来る、って聞いてたけど来ませんでしたね。
体力的にも結構きつく、時間もとられてしまったので、この後の仕事が大変です(泣)。

2013年4月30日火曜日

Well Ageing

4月23日、ファイザー製薬さんをお招きして院内勉強会を行いました。

今回のコンセプトは「Well Ageing(上手に老いる)」ということで、まずは平均寿命と健康寿命の話から始まりました。
2010年の統計によれば、平均寿命は♂79.6♀86.4となっておりますが健康寿命(介護を受けたり寝たきりになったりせず、制限なく健康な日常生活を送ることが可能な期間)は♂70.4♀73.6だそうです。
男性はその差が9.22であるのに対し、女性は12.8となっております。
もちろん個人差はありますので、一律に該当するわけではありません。
ですが、その差を少しでも縮めるために、一つの要因であるエストロゲンなる物質の減少を緩やかにするという提唱がありました。

エストロゲンの減少が何をもたらすかと言えば、骨量の消失による骨粗鬆症過活動膀胱のリスクが増大することです。
しかし、これらはなかなか気付きにくく、気付いた時にはかなり進行してしまっている可能性もあります。
当院にはファイザーさんからの提供で、自己診断できる「骨折発生リスク計算機」が置いてありますので、チェックしてみてはいかがでしょう?
以前に比べてトイレに行く回数が増大された方は一度診察を受けるべきです。
不安な方はぜひ看護師等スタッフにお問い合わせください。

それにしても、製薬会社としての最終的な目的は自社製品の普及なのでしょうが、その手法も以前とはだいぶ変わってきたなぁ、と感じる今日この頃。

2013年4月23日火曜日

整理の巻

たまったレントゲンフィルムを処分しました。

法律で『5年保存』が義務付けられておりますので、保存期限の過ぎたもののみの処分です。
ですが、上の写真をご覧ください。
その重さを量りながら搬出したのですが、総重量なんと1t。
3年ほど前に処分した時は3tあり、その時は「もう少しマメに処分してほしい」と業者さんから言われたのでサイクルを早めたんです。
でも、この重量になりました。

ご多分にもれず、デジタル化の推進でレントゲンもフィルムレスとなっております。
当院のレントゲン撮影はアナログ(暗室で現像)からCR、そしてDRと変化してきました。
なので、現在ではフィルムを使用しておりません。
長期計画で始めたフィルムレス対応も今回のフィルム処分で一区切り、なのです。

2013年4月16日火曜日

『体操教室』開催

平成25年度が始まりました。
とは言え、もうすでに桜も散ってしまっています。
のっけから言い訳ですが、年度替りはとにかく忙しく更新できませんでした。
経理部門等は前年度の処理もまだ済んでいない状態ですが、心機一転また一年間皆様のお役にたてるよう努めてまいります。

リハビリテーション部門には新人が1名入職しました。
ご愛顧くだされば幸いに存じます。

そのリハビリ部門からお知らせがございます。
上のタブ「イベント案内」をクリックしてご覧下さい。

2013年3月30日土曜日

新人研修

いよいよ新年度を迎える時期となりました。
表題の新人研修ですが、実は当クリニックの新人対象ではありません。
社会福祉法人一誠福祉会の新人研修プログラムの一環である、「医療機関編」を受け持ち、毎年この時期に実施しております。

今回の対象者数は約30名。
当クリニックの各セクションから医療機関における業務内容や医療に関することをテーマにレクチャを行いました。
お昼休み明けの眠たい時間帯でありましたが、参加した皆さんは真剣にノートをとっていましたね。
とかく座学は眠気との戦いなのですが、人の前で話す側からすると人数の多少にかかわらず緊張するものです。
一生懸命に話をするのですが、慣れない・・・何度やっても慣れないものです。
常に人の前で講義をする生業の人たちを軽く尊敬しちゃいます。

本来、医療と福祉はハッキリと線引をして、それぞれの境界を確立するものではなく、重なる部分が大きいものですので、こういう機会があると介護系の仕事をしていても役に立つことはたくさんあるでしょう。
もっとも役に立てることが出来るかどうかは個々の資質による部分もありますけど。

2013年3月22日金曜日

年度末

年度末は決算期。
とは言え、決算に伴う事務作業の大半は年度が変わってからになります。
ただ、「年末」と同じように、いや、それ以上に慌しい日が続きます。
次年度の予算や計画はこの時期にまとめる事業所が多いでしょう。
新人研修やら人事異動やら忙しないですね。

加えて、もはや季節の風物詩とも言える黄砂!
これが花粉症と相まって「春」があまり好きでない人もいるのではないでしょうか?
さらにさらに、PM2.5?
ホント嫌な世の中です。
もっともPM2.5は国内でも大都市辺りでは発生しているらしく、全てが国外から飛来して来ているわけではないようです。
全部人(国)のせい、というわけにはいきませんよね、本当は。

気温の差も大きいので、風邪をひかぬよう頑張りましょう!

2013年3月9日土曜日

ホームページの更新

医療機関関係者ならご存知と思います。
毎月、10日はレセプトの締切日。
今月は10日が日曜日になるので、心情的には休みたい。
なので、9日に必死こいて作業しました。
近年はオンライン請求が義務化されていて、人の居る窓口に請求書を持っていかなくてもいいんです。
その分、IT音痴の我々には細かいことが分からないまま、レクチャされたとおりに作業しているのが日常ですね。
そんなこんなで、今回も請求を終えたのです。

このブログをご覧いただけているということは、お気づきになっている方も多いでしょう。
ホームページのデザインを一新しました。
それほど偉そうに言えることではありませんが、きっかけは「ホームページがちょっと・・・」という院長の一言。
プロに頼めば立派なモノが出来る代わりに相当の対価が求められ、厳しい財政事情下なかなか依頼できないという現実。
業務の合間を縫ってセコセコと作り上げてきたのでございます。
専門家が使用するようなソフトも使えず、「ホームページがちょっと・・・」という声にどこまで応えれただろうかという不安もありつつアップロードしてみたら・・・
ある1ページがまるまる表示されないという現実。
原因は?なんでこうなるの?
またもや四苦八苦して原因を特定し、何とかかんとかアップできた次第です。

こんなものでも案外大変です。
どうか時々は見てやって下さい。
http://www.takikawa.or.jp

2013年3月2日土曜日

ワックスがけ

先ごろ診察室内を中心にワックスがけを行いました。
医療機関であるので当然ながら衛生面には注意を払っており、普段も床面は見た目以上にきれいなのです。
ところが、言葉通り「ちりも積もれば・・・」で、時間の経過と共に黒ずんだ部分が目立つようになります。
主な要因としては、人が動き回ることに加えて、椅子を引きずったりすることにあります。
そのため、定期的なワックス清掃とは別に、一度ワックスを剥離してワックス間の汚れも除去した上で改めてワックスを塗布するという作業を時々行います。
(診察室内の備品類を全部除いて今までのワックスを落とします) 
(現場にいた者としてBefore-Afterはすごく違うんですが、いなかった人にはあまり違いがわからないみたい)

最近のコンビニなどでも見られるのですが、ワックス塗布後、いかにも滑りそうな感じに見えて実は滑らないという種類のものが増えているようです。
一口にワックスと言っても多くの種類があり、業態や環境に応じて選別することが出来るようになっているみたい。
当院ではあまりテカテカせず、滑りにくいタイプの材料を使用しています。
きれいさを維持するのも結構大変・・・です。

2013年2月16日土曜日

立ち入り検査

今月の上旬に豊橋市保健所の立ち入り検査がありました。
これは、定期的に行われるもので、医療関連法規に対して反していないかがチェックされるものです。
何か悪さして立ち入られる類のものとは違います。
今回は2月7日(木)に実施。
予定されていた時刻ぴったりに保健所の職員さんが2名来院されました。

結果、概ね可。
指摘事項は2点。
1)従事者に対する検査の不足
2)個人情報保護に関する掲示の不足

このうち、2)については少し前まで掲示があったんですが、内容に不備があって外しちゃったんですよね。
外したまま忘れていた、というのがホントのところですが。
もう、忘れてしまわないように、その日のうちに掲示しました。

とにかく医療関連法規だけでかなり細かいうえに、労働法関連や税法関連等一般の事業所でも押さえておかねばならないことは当然同じように押さえておく必要もあります。
医療関連法規とは別に診療報酬の基準もあって、ややこしさから混同し、混乱することも結構多いです。
いずれにしても、これらの全てにおいて逸脱しないことがコンプライアンスの遵守になるのです。

2013年2月9日土曜日

防災

昨日(2/8)、長崎県のグループホームで火災があり、入居者数名がお亡くなりになりました。
出火の原因は定かではありませんが、新聞紙上では「階段に植木が置いてあった」とか「厳しい経営事情で人員不足」などの記載があります。
グループホーム設立時の規定がどんなものなのか勉強不足なのですが、我々医療機関ほどではないのかな?と思いましたね。


2013年1月11日金曜日

けんとくん

先日、保健所へ赴いた際に初めて見ました。
「健康とよはしマスコットキャラクター」だそうです。
知ってました?

何でも平成14年から活動しているらしく、時期的にはゆるキャラブームより少し前になるんですね。
ホンジャマカの石塚氏と同じようなオーバーオールかと思ったらヘルシーの頭文字「H」なんだそうです。
そして、前髪は「と」。豊橋の「と」。

活動履歴は10年を超えてますが、知らなかった・・・
どれくらいの人が知っているんでしょうね。

2013年1月1日火曜日

本年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新年早々プチ自慢。
門松(上写真)は当院の関係者2名による手作りです。
竹を切るところからやっています。
下の写真はホームセンターで見た売り物ですが、負けてないでしょ。