2013年2月9日土曜日

防災

昨日(2/8)、長崎県のグループホームで火災があり、入居者数名がお亡くなりになりました。
出火の原因は定かではありませんが、新聞紙上では「階段に植木が置いてあった」とか「厳しい経営事情で人員不足」などの記載があります。
グループホーム設立時の規定がどんなものなのか勉強不足なのですが、我々医療機関ほどではないのかな?と思いましたね。


病院は、その建物構造の基準として「耐火」「防炎」の素材を用いなければなりません。
例えば、床材は勿論のこと、間仕切り用のカーテンなども同じです。
ですから理論上は出火しても大きな火災になることはないんです。
もっとも、可燃物が大量に放置されていれば、いくら防炎素材であっても火が出たり有害物質が発生したりとリスクは高まります。
最近は防災訓練一つとっても「地震」のみがテーマになりがちでしたが、今回の出火原因によっては「火災」に対する意識を改めなければいけないいでしょう。
(防災訓練の一こま。上写真は7年前、下写真は昨年実施の内容)

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