2012年2月4日土曜日

豊橋の鬼祭り

当クリニックから国道沿いに300mほど西へ向かうと

安久美神戸(あくみかんべ)神明社があります。

市電の豊橋公園前電停から徒歩1分。

この安久美神戸神明社の「本殿」、「幣殿及び拝殿」、「神楽殿」、「神庫」、「手水舎」は

平成22年9月に登録有形文化財に登録された貴重な地域の財産です。

七五三や結婚式などでお世話になった方もいるでしょうが、

何と言ってもココは鬼祭りで有名な神明社です。

豊橋の鬼祭りは重要無形民俗文化財(昭和55年2月)で「天下の奇祭」と云われます。

(それに先んずること昭和29年3月に無形文化財として指定されています。)

毎年2月の10日と11で行われておりまして、

メインの「赤鬼と天狗のからかい」は11日の午後。

最後は厄除けの飴が白い粉と一緒にぶちまけられるので、

見物客も皆真っ白という様子がよくニュース等で見られます。

前日の10日は「門寄り青鬼」行事があり、

周辺の民家などに子鬼である青鬼が訪れます。

当クリニックにも訪れる予定になっており、その際は診療を中断して迎え入れます。

(緊急性の高い診療を行っている場合はこの限りではありません。)

下の写真は、もう7年前のものですが、


鬼祭りそのものが厄除ですので、触れてもらうことで厄を除くことになるのでしょうか。

とにかく、頭をなでてもらおうとする人が多いです。

平安時代が発祥の鬼祭り。

是非ともご覧あれ。

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