2013年6月28日金曜日

介護保険研修

6月25日に研修を行いました。
先週に引き続きの研修ですが、勉強好きな?スタッフが多くいて頼もしい限りです。
今回のテーマは「介護保険」。
今さら・・・ではありません。
日々変化する実情を情報として収集することも大切なのです。
(地域包括支援センターと特別養護老人ホームの責任者の方にレクチャしていただきました。)

実際、医療の現場においても介護サービスや手続きに関する問い合わせは増えておりますので、我々が「何も知らない」では済まなくなっているんですね。
介護保険のサービスを提供している医療機関も増えてきています。

とかく世知辛い世の中で、不平等がまかり通っていますが、誰もが年をとり老いていくことは平等です。
健康で元気に過ごせるに越したことはありませんが、介護サービスを必要とする場面に遭遇した時(自分はもとより親や知人など)、複雑な制度の全てを理解するのは困難です。
我々も継続して勉強していくつもりですので、お気軽にご相談下さい。

当クリニックの介護保険サービスは、「訪問リハビリ」を提供しております。
是非、ご利用下さい。

2013年6月21日金曜日

6/18 院内研修

先ごろ、スタッフ研修を行いました。
1つは、 医薬品安全管理研修 です。
某鎮痛剤について、メーカーのヤンセンファーマさんにレクチャしていただきました。
医薬品も日進月歩で、どんどん新しい薬が登場します。
痛みどめではロキソニンあたりが主流なのでしょうか?
今回は、トラムセット配合錠という薬についての研修を行ったのですが、これが主流になっていくかも。

ただ、医薬品メーカーも外資系に押されているようで、今では外国の薬に国内製薬会社の社名だけ乗っけて販売することも珍しくないそうです。
経済上は宜しくない、ということを某参議院議員も言っていました。
要するに、国内に金が残らない、そういうことなんですね。


もう1つは 院内感染対策研修 です。
今回は「B型肝炎の基礎知識と針刺し事故対策」をテーマとしてスズケンさんにレクチャしていただきました。
いずれも院長をはじめ、全スタッフが参加。
単に知識としてではなく、日常業務に生かしてまいります。

2013年6月14日金曜日

腰痛 その1

「腰が痛い」という声をよく聞きます。
その割に医療機関で受診される方はそれほど多くないようです。
市販されている湿布を貼ったり、安静にされている方も多いのでは。

2010年に行われた厚生労働省国民生活基礎調査によりますと、男性が訴える症状で腰痛が1番多く、女性でも肩こりに次いで2番目に多い結果が出ております。
ある意味、現代病とでもいいましょうか。
便利な世の中になってきたことが歩く時間を削るようになり、デスクワーク等でよくない姿勢のまま長時間座る作業が多くなってきたこと等と大いに関係があると思われます。
腰の痛みがひどい場合や長引く場合など、我慢せず早めに医療機関を受診することをお奨めします。

次回以降、しばらくシリーズで腰痛について展開してみます。

2013年6月7日金曜日

『ロコモ体操教室』開催

6月1日(土)、ロコモティブシンドローム予防のための体操教室を開催しました。
「メタボリックシンドロームの間違いじゃないの?」
そう思われた方もいるかもしれません。

【メタボリックシンドローム】
「内臓脂肪症候群」
高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高血糖のうち2つ以上に該当するケースを指し、動脈硬化のリスクが高く、心臓病や脳疾患といった病気を招く危険性が高い。
【ロコモティブシンドローム】
「運動器症候群」
筋肉、関節、骨などの障害によって日常生活で人や道具の助けが必要な状態、またはその一歩手前の状態を指す。

どちらも今では国民病といわれるくらい該当する人が増えています。
詳しくはそれぞれ多数のウェブサイトがありますので、そちらをご覧ください。

さて、そのロコモ予防のための体操教室を開催したのですが、今では似たようなイベントがあちこちで行われています。
多数参加型を好まれる方も多いでしょうが、私どもはしっかりと理解してもらうためにあえて少数で行いました(と言っても、まだ余裕はありますが)。
まずは座学というか、概要を理解してもらいます。

そして、少しずつ実践を交えつつ、
実際に取り組んでもらいました。
ご覧のとおり、参加していただけたのは5名。
スタッフとの距離も近く、濃い内容だったと思います。

長生きはもちろん素晴らしいことですが、「元気に」「健康で」が抜けては少々残念。
皆さんが健康で元気な生活を送ることが出来るよう、お手伝いできれば幸いです。
次の体操教室も企画がまとまり次第お知らせいたします。
奮ってご参加ください。