2012年7月3日火曜日

選挙の材料

おそらく誰もが思うこと。
「もうじき総選挙だなぁ」

政権交代から3年あまりですか・・・
期待が大きかった分、失望も大きく感じた人もかなりいると思います。
「友愛」という良い意味の言葉が、意地悪く感じるようになってしまいました。

一時は離党した元代表を引きずり下ろす役割を担ったのに、
簡単に手のひら返しましたね。
この方、沖縄のみならず国全体に閉塞感を助長したように思います。

市民運動家ら首相となった人は、『強い社会保障』を叫び、
「後期医療制度廃止」、「診療報酬引き上げ」、「医師数1.5倍」、「介護人材確保」、
などなど我々医療・福祉関係者に耳触りのよい言葉を並べました。

期待するな!というのも難しいですよね。
宇宙人からまっとうな人になったと思ったんですけど・・・

そもそも・・・は意味がないからやめておきます。
たぶん、どの政党も「社会保障の充実」を公約に掲げて今度も選挙戦に突入するでしょう。
が、しかし・・・
政権与党になると忘れちゃうんですかね。
今春の診療報酬改定は0.004%のプラス改定だそうで・・・
レーテンレーレーヨンパーセント
これって約束守ったことになるんですかね。
「重点配分」とかいって、大病院や特定の診療科に手厚く、
そうでない診療所やリハビリテーションを展開している医療機関は大打撃。
医者の数だけ増やしたって何にもならないのに。
よくもまあ、これで成長産業に「医療」を含めるもんだ。
医療や福祉はもはや選挙の材料に他ならず、です。

正直者が馬鹿を見る世の中では、将来への期待もへったくれもありゃしない。
かと言って、自分に何ができるわけでもないのですが、
せめて1票は投じたい。

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