このページもちょっと骨休み。
幕末の英雄と言えばどなたを思い浮かべますか?
吉田松陰、坂本竜馬、高杉晋作、近藤勇・・・このあたりは明治を見ずして生涯を終えていますね。
ほかは西郷隆盛、勝海舟、桂小五郎、伊藤博文、土方歳三などなど。
で、岩瀬忠震(いわせただなり)です。
現在の新城市東郷地区出身で昌平坂学問所で学び、江戸幕府の幕吏となりました。
黒船来航時には老中阿部正弘に登用され、対外交渉担当に。
日米修好通商条約をはじめ、外国奉行としてオランダやフランスなどの五カ国条約すべての調印者。
その座を追われた後に不平等条約と化した条約の汚名を後代に着せられてしまったのですが、
図抜けた国際感覚や交渉力、無名だった勝海舟の登用など、偉人として賞されてもおかしくありません。
島崎藤村もその著書「夜明け前」で岩瀬忠震を讃えています。
この岩瀬忠震の威光を何とか世に知らしめようと活動している会があります。
その名もズバリ忠震会。
この会の総会と記念講演が4月29日、新城市歴史資料館で行われました。
その後、屋外へ舞台を移し、火縄銃の演武。
幕末とは関係ありませんが、この資料館が長篠合戦の舞台でもあることから毎年行われています。
歴史の好きな方は是非一度足を運んでみてはどうでしょう。
岩瀬忠震については、機会があればもう少し詳しく紹介したいと思います。
それにしても数年前に流行した歴女たちは何処?
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