2012年9月13日木曜日

PAD勉強会

9月11日の午前診療後、PADに係る勉強会を行いました。

あ、i-padとかじゃないですよ。

ここでいうPADとは、『末梢動脈疾患』のことです。

顕著な症状として、長時間正座していないのに足がしびれたり、しばらく歩くと痛みで歩けなくなったりします。

末梢動脈疾患=PADは、足の血管に動脈硬化が起こり、血管がせまくなったり詰まったりして血流が悪くなる病気なのです。

悪化すると、足に潰瘍ができたり壊死したりすることもあり、手術しなければならなくなるケースもあります。

また、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを合併することが多いので、なめてかかってはいけません。

(大塚製薬さんにレクチャしていただきました)

食生活や生活様式の欧米化、高齢化社会の進展などが主たる原因とみられています。

以下、すべてに該当する方はお早めに受診して下さい。

① 歩行時に、どちらかの下肢に痛みがある。

② ①に該当する場合、じっと立っている時や座っている時には痛くない。

③ ふくらはぎに痛みがある。

④ 上り坂を歩いたり、急いで歩いた時に痛みが起こる。

⑤ 平地を普通の速度で歩いた時も痛みが起こる。

⑥ 歩き続けている間、痛みが無くならない。

⑦ 歩行中に痛みが起こった時は止まる。または歩くスピードを落とす。

⑧ じっと立ち止った時、10分以内で痛みはなくなる。

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