当院では5月1日に医療事故防止安全対策全体研修を、2日はマイナンバーに係る説明会を行いました。
医療事故防止安全対策の全体研修は年に2回以上行っており、今年度の第1回目。
医療機関の職員には当然であっても、一般の方には完全に理解しえない専門用語や略語がたくさんある、ということを医療従事者が知っておかなければなりません。
いくら「分かりました」と患者さんが答えても本当に理解してくれたかどうかの確認はしないと。
大まかにはこういう内容。
そして、翌日のマイナンバー制度説明会。
これは事務長が現在知り得る限りの情報を職員に周知したものです。
運用は2016年の1月から段階的に開始されます。
ですが、本年の10月から12ケタのナンバーが1人1人に通知されます。
業種を問わず、すべての職場においてその番号を収集することに。
日本国民は全員、番号が付されることになるのです。
もっとも、運転免許証や健康保険証など、すでにそれぞれ番号が付されているので、もう一つ増えるだけなんですが・・・
基本的に税、社会保障、災害対策のためという目的があって、それ以外に使われることはないそうです、今のところ。
所定の税金を払わずに公的サービスを受ける人がいたり、国民皆保険制度の保険料を不当に納めなかったり、年金保険料を納めずに生活保護を受給したりといった人がまあまあ多いようで、不公平の是正と国家財政面でのとりっぱぐれ防止が主たる目的でしょう。
行政面の業務効率化も進むでしょうね。
ただ職場の担当者はしばらくの間大変だと思います。
制度の是非はともかく、決まっちゃったことなのでやることはやらなきゃなりません(泣)。