2014年2月10日月曜日

鬼祭

2月10日、11日は当地方で鬼祭が開催されます。
この鬼祭、昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
さかのぼること昭和29年には県の無形文化財に指定されているのですが、あまり知らない人が多いよう。
由来などは安久美神戸(あくみかんべ)神明社のページをご覧ください。

さて、当院と鬼祭の関係ですが、簡単に言いますね。
10日の午前10時に神明社から青鬼が出動します。
夕方に帰還するまで「ア~オ~!」と叫びながらエリア内を練り歩く(走る?)のですが、所々立ち寄っては頭を撫でてくれます。
そもそも鬼祭が「厄除」の趣があることと関係していると思われますが、青鬼に頭を撫でてもらうと一年間健康で過ごすことができるという言い伝えがあります。
で、当院にも立ち寄ってもらっています。
スタッフはもちろん、その時間に来院されていた患者さんもみ~んな頭を撫でてもらいます。
今年も来てもらいましたよ。

そして「ご苦労様です」と院長。

そのあとは順々に頭を撫でてもらいました。

同じころ、神明社本殿では奉幣祭、そして厄除け飴まきのプログラム真っ最中。
こちらは鬼祭奉賛会特別名誉会員である滝川一興(院長の父)が奉幣使という大役を担っていたようです。
時間がかち合わなければ見に行けたんですが、残念ながら職場優先。
寒いは寒いんですが、このところの冷え込みがちょうど一段落といった感じで良かったです。
当地では鬼祭を境に春を感じるようになっていくのですが、特に今年は待ち度しいですね。

2014年2月8日土曜日

医療事故防止安全対策講習会

やや久しぶりの更新です。
今年は少なくとも「月に1回以上の更新を」と考えていましたが、WindowsXP問題に対応するため使用しているパソコンを更新しました。
そのため、設定のやり直しに結構な時間を要し、最近になってようやく違和感なく使用できるようになった感じです。

2月7日に愛知県医師会主催の講習会に参加してまいりました。
名古屋駅にほど近いウィンクあいちで開催されたのですが、当方電車で向かいます。
この時期は車内もマスクをしている人が多いうえに、乗車する車両によって当たり外れがあります。
混雑したときの熱気と閑散としているときの暖房は空気が違いますよね。
椅子の暖房が効いていたりいなかったりもあります。
何にせよ、冬はあまり電車に乗りたくないのです。

さて、講習会ですが、基本は総論の後大病院中心の事例が展開されました。
中ほどでは中小病院や診療所を中心とした話題となり、最終的には連携へという流れ。
この10年で医療従事者の意識もだいぶ変わってきており、かつては最近話題の偽装も当たり前のような状況だったのが即時調査及び公表というようになっているといいます。
医療は不確実なものであることを自覚しつつ、だからこそリスクマネジメントにしっかり取り組み、個人・グループ・システム・連携を生かせるよう一人一人が考えて行動することが大切なのだ、とまとめられました。

我々は小さな医療機関ですが、こういう機会に「まだまだだなぁ」と実感させられます。

私どもは名古屋に向かう際、まず豊橋駅へ行きます。
多いパターンは路面電車を使うのです。
今回、当地方自慢のLRV「ほっトラム」に初乗車を果たすことができました。
このほっトラムは1編成しかないため1時間に1往復するかしないかという運行体制。
走り始めて数年が経つんですが、電停で待っているときに見えた姿に感動を禁じえません。
さすが低床車。
乗り降りのスムーズさは既存の車両と比べると雲泥の差。
着座位置も低いので、運転席が高く見えるし、車窓から見える景色もなんとなく違います。
スムーズな発進もマル。
こうなると揺れの要因は大半が線路になってきます(と勝手に思っています)。
う~ん、これはイイ。
高価なのは分かるけども、なんとかもう一編成くらい導入してほしいもんです。